なぜ対人恐怖はおこるのだろうか? その根本原因について

なぜ対人恐怖はおこるのだろうか? その根本原因について

対人恐怖症はかかりやすい性格(個性)があると考えられています。

 

もともと神経質で小さな事にこだわりがちな性格(個性)の人が対人恐怖に陥りやすいようなんです。

 

 

 

育った周りの人間関係

 

幼少期から人見知りがあってそれを克服できなかったケースや、小さな頃に人前で発表などをしたときに恥をかいた経験があるケースなどに、対人恐怖に陥りやすくなります。

 

また、大勢の人の前で叱られている人を見たトラウマや、親が厳しく叱る環境(周りの人間関係)や虐待の経験も対人恐怖を引き起こす原因(要因)として考えられています。

 

 

 

 

脳内物質

 

不安にかかわる脳内物質であるドーパミンやセロトニンの関連が指摘されています。ただしこれについてははっきりとはわかっていません。

 

日本人に多い

対人恐怖はニホン人特有といってもよいほどの症状で、欧米ではほとんどみられません。

 

これは、欧米では幼少期から個性を大事にして育てる風土があるのに対し、日本人は協調性を守るように教育されてきている事が要因と考えられています。