心理カウンセリングで対人恐怖症はどの程度治るのだろうか
恐怖症によって、不安でつらい時には、専門のカウンセラーに相談する事で、状況が改善(克服)されます。恐怖症は精神疾患の一種であるので、カウンセリングを受ける事は非常に役に立つと言えることでしょう。
カウンセリングは、「認知行動療法」(別名「心理療法」ともいいます)という方法(手法)に属するものなんです。認知行動療法は、自分自身自身で、生活の中で行う事もできますが、カウンセラーなど専門家によってそれを指導してもらう事で、さらに効果をあげる事ができます。
カウンセリングは、当面の心の苦しさをやわらげるだけでなく、自らの恐怖症の原因であるものを見つける手助けになったりします。例えば、自分自身の「どうせうまくいかない」といった思い込みを正し、そこから来る「うまくいかないから、挑戦しない」といった行動パターンから抜け出す事ができます。
そして、自分自身が恐怖を覚え、逃げ回っていた状況から抜け出す方法(手法)を見つけだす事ができます。つまりは、恐怖症を治す事ができると言えることでしょう。ただし、薬物治療と平行して行う方が良いケースもあり、カウンセリングだけで一朝一夕に治るというわけでもありません。
ただ、気をつけなければならないのは、資格などを持たない「自称カウンセラー」がいる事なんです。きちんとしたカウンセラーとしての教育を受け、資格をきちんと持ったカウンセラーにかかる事が必要なのです。