対人恐怖症と仕事をうまく共存させるには?
基本的には、仕事というのはヒトとのかかわりになりますので、どういった職種を選んでも対人恐怖とは付き合っていかなければならないと考えて下さい。以下に雇用形態別に特徴を記します。
正社員
社員としての責任が大きく問われます。上司や部下などとの連携も会社では必要になり、対人恐怖を克服できないと大変な思いをする事になると考えられます。
ただし、将来性を見込んで長い目で見てくれるという面もあるので、長期的に対人恐怖と付き合いながら克服していきたいケースには向いていると思われます。
派遣社員
正社員と比べると責任の比重は若干軽くなります。
けれども、派遣社員に求められるのは基本的に即戦力なんです。すぐに職場に溶け込み、コミュニケーションを取れる事が求められますので、退陣恐怖を抱えているケースには負荷が大きいかもしれません。
大きな仕事などを任される事は少ないと考えられるので、正社員よりは仕事として見れば気が楽かもしれません。
アルバイト
アルバイトには様々な種類があり、ヒトと接しなくても済むようなものもあります。
飲食店の店員などの接客だと多少きつく感じるかもしれませんが、コンビニのレジ打ちやキッチンの仕事、倉庫内での梱包の仕事などならば負担を感じないで働けるかもしれません。
SOHO
SOHOとは在宅ワークの事と考えてよいでしょう。
これは家から出ないのでヒトと直に接する事はあまりない仕事で、一見すると対人恐怖の人に最も向いている仕事と考えられるかもしれません。
しかい取引先との打ち合わせがあったり、特別なパソコンスキルがないとこなせない仕事が多かったりもするので、容易にできる仕事ではありません。
また、対人恐怖を抱え続けたままになってしまう恐れもあります。